※本ブログの情報は、特定の金融商品への勧誘を目的としたものではありません。投資の最終判断は自己責任で行ってください。
今回はタイトルの通りメガ10に積み立て投資をすることにしたので、その理由などを書いていきます!
メガ10とは
メガ10とは、2025年11月に設定されたばかりのインデックスファンドです。
正式名称はニッセイ・S米国グロース株式メガ10インデックスファンドになっています。
Solactive US Growth Mega 10 Select インデックスという指数に連動するように運用されるファンドで、米国成長株の時価総額トップ10の銘柄に等金額で投資します。(必ず時価総額トップ10の銘柄が組み入れられる訳ではないです)
メガ10とFANG+の違い
メガ10とFANG+は内容としては似ていますが、色々違いがあります。
| FANG+ | メガ10 | |
| 連動する指数 | NYSE FANG+ | Solactive US Growth Mega 10 Select インデックス |
| 銘柄数 | 10 | 10 |
| リバランス頻度 | 四半期に一回 | 四半期に一回 |
| 固定銘柄 | あり | なし |
| セクターの傾向 | テック系中心 | テック系以外も組み入れられる |
| 信託報酬 | 0.7755% | 0.385% |
| NISA | つみたて投資枠、成長投資枠 | 成長投資枠 |
上の表には載せてないですが、選定基準もかなり違います。
FANG+は「時価総額」「1日平均売買高」「直近12カ⽉株価売上⾼倍率」「直近12カ⽉売上⾼成⻑率」この4つの指標を元に算出されたランキングの上位4銘柄となっています。
メガ10は米国市場の成長性が高い企業で構成される「Solactive GFS United States Growth インデックス」の時価総額上位10銘柄が選ばれます。
選定基準が違うので組み入れられる銘柄も変わってきます。
他の大きな違いとして固定銘柄のあるなしがあります。
FANG+は原則以下の6銘柄が固定銘柄となっています。
- Apple
- Alphabet
- Amazon
- Meta Platforms
- Microsoft
- Netflix
残りの4銘柄が入れ替えで組み入れられることになります。
メガ10に積み立てることにした理由
私はNISA口座で毎月8万円ずつ積み立てているのですが、そのうち1万円をFANG+に積み立てていました。
しかし、FANG+の固定銘柄がある部分と、信託報酬の高さが少し気になっていました。
FANG+の固定銘柄なしかつ、信託報酬がもっと安いファンドないかなーと思っていたところ
メガ10が設定されたのでFANG+の代わりに積み立てることにしました。
(積み立てていたFANG+は売却せずに放置しておきます)
私は基本的に長期で保有するつもりなので、同じ銘柄をずっと持ち続けたくありません。
今は固定銘柄である6銘柄が成長していますが、将来的にどうなるかは分からないのでできれば固定銘柄なしで全銘柄を入れ替え対象にして欲しいところです。
さらに、長期で保有するとなると信託報酬も重要になってきます。
FANG+とメガ10で信託報酬が0.3905%も差があり、コストに倍程度の違いがあります。
数十年と保有し続けると信託報酬の差がパフォーマンスに大きな影響を与えるので信託報酬は低いに越したことはないですね。
まとめ
- FANG+は固定銘柄あり、メガ10は固定銘柄なし
- FANG+は信託報酬0.7755%、メガ10は0.385%
- 個人的にFANG+の「固定銘柄あり」と信託報酬の高さが気に入らなかった
私はメガ10の方がいいと思いましたが、FANG+はメガ10と違い時価総額がそこまで大きくない銘柄が組み入れられる場合もありますし、固定銘柄の6銘柄中心に投資したい人などはFANG+もありだと思います。(ぶっちゃけ好みで選べばいいと思います)
余談
余談になりますが、FANG+は過去に中国株が組み入れられていたことがあります。
メガ10についても米国企業以外の銘柄が組み入れられることがあるのか調べてみたのですが、イマイチ分かりませんでした。
「米国市場に上場」している銘柄が組み入れられるので、米国市場に上場さえしていれば米国外の銘柄も組み入れられるのかなー。とは思っていますがどうなんでしょうか。
といったところで今回はここまでになります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
