2026年春闘スタート!賃上げと日銀利上げが個人投資家に与える影響を考える

投資

どうも、いるまです。

今回は2026年春闘について、個人投資家目線で考えていきたいと思います。

※本ブログの情報は、特定の金融商品への勧誘を目的としたものではありません。投資の最終判断は自己責任で行ってください。

春闘とは

春闘(春季生活闘争)とは、毎年春に行われる労働組合と企業の間の賃金交渉のことです。労働組合の全国組織である連合が中心となって賃上げを要求し、企業側は経団連を中心に対応します。

春闘の結果は私たちの給料に直結するだけでなく、日銀の金融政策にも影響を与えるため、投資家にとっても非常に重要なイベントです。

2025年春闘の振り返り

2026年の春闘を見る前に、まず2025年春闘の結果を振り返っておきましょう。

2025年春闘では、連合の最終集計で賃上げ率が5.25%となりました。経団連の集計でも大手企業の賃上げ率は5.39%を記録し、2年連続で5%台という歴史的な高水準が続きました。厚生労働省の調査(民間主要企業が対象)でも、平均賃上げ率は5.52%、平均妥結額は1万8,629円と、いずれも前年を上回る結果となっています。

高い賃上げの流れは、日銀が重視する「賃金と物価の好循環」の根拠の一つとなり、結果として2025年12月の金融政策決定会合で政策金利が0.75%程度に引き上げられました。0.5%を超える政策金利は約30年ぶりの水準です。

2026年春闘の注目ポイント

2026年春闘は、1月27日に経団連の筒井義信会長と連合の芳野友子会長によるトップ会談が行われ、事実上スタートしました。

連合は2026年春闘の目標として「定期昇給+ベースアップで5%以上」を掲げています。さらに中小企業に対しては「6%以上」、パート・非正規労働者に対しては「7%以上」と、賃上げの裾野を広げることを目指しています。

一方、民間エコノミストの予測(日本経済研究センター ESPフォーキャスト調査)では、2026年の賃上げ率は平均5.02%と、2025年実績の5.52%をやや下回る見通しです。

3年連続で5%超の賃上げが実現するかどうかが最大の注目ポイントですね。

賃上げと日銀の利上げの関係

春闘の結果は日銀の金融政策に大きな影響を与えます。

日銀は「賃金と物価の好循環」を重視しており、春闘で高い賃上げが実現すれば追加利上げの根拠になります。2025年は賃金上昇の流れを背景に12月に0.75%程度への利上げが実施されました。

2026年も同様の賃上げ水準が維持されれば、日銀がさらなる利上げに踏み切る可能性があります。金利が上がると円高方向に動きやすくなり、米国株やS&P500などの外国株インデックスファンドの円換算評価額に影響が出てきます。

逆に賃上げが鈍化すれば、利上げペースが緩やかになり、円安基調が続く可能性もあります。

個人投資家への影響

春闘の結果が私たち個人投資家に与える影響をまとめると、以下のようになります。

まず、賃上げが進めば手取りが増えるので、投資に回せる資金が増える可能性があります。これは単純にうれしいですね。

次に、日銀の利上げが進むと円高になりやすく、外国株ファンド(S&P500やNASDAQ100など)の円換算評価額が下がる可能性があります。私もS&P500やNASDAQ100のインデックスファンドに積み立てているので、為替の動きは気になるところです。

また、利上げが進むと国内の高配当株にも影響が出てきます。金利上昇で銀行株などの金融セクターには追い風になる一方、借入コストが増える不動産セクターなどには逆風になりえます。

ただ、長期で積み立て投資をしている場合は、短期的な為替変動や金利変動に一喜一憂する必要はないと個人的には思っています。円高になれば安く買えるわけですし、積み立てるときは安い方がうれしいからですね。

まとめ

・2025年春闘は賃上げ率5%超と歴史的な高水準だった
・2026年春闘も連合は5%以上の賃上げを目標としている
・春闘の結果は日銀の利上げ判断に影響する
・利上げが進むと為替や株式市場に影響が出るが、長期投資なら過度に心配する必要はない

2026年春闘の結果は3月頃から徐々に出てくるので、引き続き注目していきたいと思います。

個人的には賃上げは大歓迎ですが、利上げによる円高で保有しているインデックスファンドの評価額が下がるのはちょっと複雑な気持ちです。積み立て投資をしている身としては安く買えるチャンスと前向きに捉えていきたいですね。

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